生活にまつわるお金との上手な付き合い方

はじめまして「まつたろう」といいます。小さなお子さんを持つ、子育て世帯だと、お金に関する悩みがたくさんありますよね?子育て世帯のお金の悩みを解決すべく、自身の体験をもとに、子供向け貯蓄・保険・住宅ローンなどについて記事を書いています。一緒に悩みを解決しましょう! by ファイナンシャルプランナー まつたろう

自転車保険入ってますか?ケガを負わせた相手に支払うための保険です

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自転車保険が一般的に普及してきました。自転車保険で一番有名なのはau損保ですね。au損保はKDDIとあいおいニッセイ同和損害保険株式会社が株主です。

自転車保険とは

各社いろいろと自転車保険が出てきています。自転車保険とは何かというと、自転車を運転中に歩行者とぶつかり相手にケガを負わせた場合に相手に支払うための保険です。au損保だと最大2億円まで支払われるプランがあります。車の保険ですと対人は無制限となってますが、自転車の場合は上限があるのが一般的のようです。この相手のケガに対しての補償に加えて、自分自身のケガについても補償されるなどが保険のラインナップで選択できるようになっていることが多いです。

au損保のラインナップ

au損保は大きく分けて2つの商品となります。
・自転車向け保険Bycle…交通事故によるケガをカバーする保険です。
・自転車向け保険Bycle Best…交通事故によるケガと、日常生活中のケガもカバーする保険です。

それぞれの補償内容と保険料金額を確認していきましょう。ホームページをみるとわかりにくいのですが、下記の図でみると補償内容はBycleとBycle Bestは同じで、保険料だけが異なっています。図に出ていない違いが保険料の差となっているのですが、Bycle Bestが日常生活中のケガもカバーするので保険適用範囲が広いです。
日常生活中のケガとは…
「幼稚園や保育園の送り迎え、通勤・通学中の交通事故はもちろん、お子さまの公園でのケガや部活中のケガにも備えられます!ランニング、テニス、スイミング、スキー・スノーボードなど、スポーツ中のケガも補償の対象となりますので、アクティブに活動する方にもオススメです!」
Bycle Best開発コンセプトより引用

補償・サービス内容一覧(Bycle , Bycle Best ともに同じ内容)

 

Bycle保険料一覧

Bycle Best保険料一覧

 

わたしのおすすめは、自転車向け保険Bycleのブロンズコース370円です。自転車保険に入る目的としては、ケガをさせた相手への補償のためです。しかも後遺症が残るような大きなケガも想定して保険が作られていますので、上限1億円という金額が設定されています。ですので、自分自身のケガや入院に対する補償は最低限でよいと思います。

ケガしたらお金いるからシルバーコース以上がよいのでは?

このような突っ込みをされる方がいると思います。確かにケガをしたらお金が必要になります。ですが自転車保険以外に医療保険に加入している人は、医療保険から保険金が支払われるのでブロンズコースで十分です。やっぱり医療保険に入ってない方は、シルバーコース以上がよいのでは?と言われそうですが、私自身は、高額な保険金が出る部分についてのみ保険でカバーし、少額の保険金(ケガや手術で出る保険金)については貯金でカバーするのがベストという考えのため、貯金が10万でもある方はBycleのほうのブロンズをおすすめします。

ブロンズコースとシルバーコースを比較

ブロンズコースとシルバーコースの「入院保険金日額」は4,000円と6,000円で差額は2,000円です。この2つのコースの月々の支払いの差分は
仮に2年に1度は自転車で全治3日程度のケガをすると仮定し、
さらに1日あたり6,000円の治療・入院費用がかかるとします。
シルバーコースだったら6,000円×3日分=18,000円で全額補償されます。
ブロンズコースだったどうなるのでしょうか。
ブロンズコースだったら1日あたり4,000円×3日=12,000円補償されます。
よって、本来かかる18,000円と比べて6,000円不足します。
では、支払った保険料を含めるとどちらが得なのでしょうか?

どちらが得かシミュレーション

・ブロンズコース
370円×24回(2年分)=8,880円
治療・入院費用の不足分=6,000円
合計支払金額:14,880円
・シルバーコース
610円×24回(2年分)=14,640円
治療・入院費用の不足分=0円
合計支払金額:14,640円

比べると、シルバーコースの方が支払金額が少ないですが、これは2年に1回は必ず3日間の入院となるケガに遭遇すると仮定した場合です。2年1回もケガしないと考えるのなら、その分を預金なりでためておくほうがよいと考えることができます。

保険の考え方

特に医療保険ですが、保険でまかなうべきなのか、それともその分を預金なりしてためておき、万が一にそこから支払うべきなのかと考えることが重要です。いろんな保険が出てきますが、何のために入る保険なのか目的を強く認識したうえで、必要な部分に対してのみ保険料を支払うことが賢い保険の入り方だと思います。

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