生活にまつわるお金との上手な付き合い方

はじめまして「まつたろう」といいます。小さなお子さんを持つ、子育て世帯だと、お金に関する悩みがたくさんありますよね?子育て世帯のお金の悩みを解決すべく、自身の体験をもとに、子供向け貯蓄・保険・住宅ローンなどについて記事を書いています。一緒に悩みを解決しましょう! by ファイナンシャルプランナー まつたろう

投資の複利効果のすごさと、各種投資方法の利回り比較、長期投資のすすめ

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あなたは余剰資金を郵便局や銀行に預けていますか?2016年から銀行の預金金利は「ほぼ0%」となっており、マイナス金利という言葉も出てきています。最新のみずほ銀行の普通預金の金利は、0.001%となっています。300万以上のスーパー定期預金でも、0.010%でした。これでは何年預けてもちっとも増えません。

預金金利が0%になったことに関してはこちらの記事をどうぞ。

預金金利がついに「0.00%」に!!何をしたらいいのか


わたしは長期投資をおすすめしてますが、長期投資において重要なのは、複利による運用です。複利の効果はとても大きく、利率が大きければ大きいほど、長期的には大きなリターンとなってきます。複利の効果を詳しく確認してみましょう。

複利による効果

例えば、100万を年間1%の利回りが得られる投資商品で運用した場合、10年後にいくらになるでしょうか。
答えは110万です。それに対して、100万を年間5%で運用した場合は、10年後にいくらになるかというと…162万です。
たった数%の差で52万の差がつきます。

5%の運用利回りを期待できる投資方法としては投資信託、1%の投資方法としては債権があります。
これと、先ほどの預金金利0.001%の3種類の運用方法で、30年間運用した場合を比較してみます。

30年間のシミュレーション

30年だとだいぶ差が付きます。例えば、35歳の方が運用をはじめて、65歳定年まで運用を継続することを想像するとイメージしやすいでしょうか。

各種投資商品とその利回り

投資する場合に一般的な投資商品としてはこのようなものがあります。

郵便貯金・銀行預金
債権
投資信託
外貨預金
FX
不動産投資
etc…

リスクの高低と、期待される利回りで整理してみるとこうなります。(3/3現在)

リスク高
・外貨預金 0.1-0.73%(三菱UFJ銀行、3万米ドル以下運用)
・FX ~10.19%(セントラル短資FX、トルコリラ)
・不動産投資 ~10%(一般論としてこれくらい)
・株式投資配当狙い 4.4%(配当利回り12位のあおぞら銀行、配当による利回りだけ考慮)
・株式投資値上がり狙い 23.9%(キヤノンを2017年の最安値で購入し、最高値で売った場合)

リスク中
・投資信託 3-5%(インデックスファンド、一般論としてこれくらい)

リスク低
・郵便貯金・銀行預金 0.001%(みずほ銀行、普通預金金利)
・債権 ~1.36%(ソフトバンク社債 第47回目を参考)

長期投資には投資信託がベスト

長期投資で一般的なのは、株式投資、投資信託、銀行預金などです。

・株式投資値上がり狙い 23.9%
・投資信託 3-5%
・郵便貯金・銀行預金 0.001%
※利回りは上記例のとおり。あくまで参考値です。

順番に見ていきましょう。
株式投資はリターンは期待できますが、どの株が値上がりするのかはプロでも難しいものです。値上がりが大きく期待できる反面、値下がりする場合も同じくらい下がる可能性があります。
銀行預金は安全ですが、利回りが期待できません。
投資信託はそれなりのリスクで、それなりのリターンが期待できます。もちろんリスクが高い部分も注目しないといけませんが、これについてはどのような投資信託を購入するかによって、リスクが高くなったり、低くなったりします。

投資信託の選び方

別途、投資信託の選び方を解説しますが、わたしくが重視しているのは、投資信託の価額(価格のこと)が上昇傾向か、投資信託の運用資産が増加傾向か、むやみな配当がされてないか、発売されてからある程度期間が経過しているか、などです。

 

日経平均株価に連動する投資信託で長期投資した結果は、こちらの記事をどうぞ

日経平均株価の過去の推移と、実際に買っていくと利益出たか確認する

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