生活にまつわるお金との上手な付き合い方

はじめまして「まつたろう」といいます。小さなお子さんを持つ、子育て世帯だと、お金に関する悩みがたくさんありますよね?子育て世帯のお金の悩みを解決すべく、自身の体験をもとに、子供向け貯蓄・保険・住宅ローンなどについて記事を書いています。一緒に悩みを解決しましょう! by ファイナンシャルプランナー まつたろう

東証株価指数(TOPIX)の過去の推移と、実際に買ってたら利益出たか確認する

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先日、日経平均株価(日経225)の過去の推移について書きました。本日は、それと同じくらい有名な指標の東証株価指数(TOPIX)の過去の推移について確認していきたいと思います。また、東証株価指数(TOPIX)に連動する投資信託を毎月積み立て投資していると、どのように利益や損失が出るのかということを明らかにします。よく、少しずつ利益が出る、とか聞きますがはたして本当なのか。人に勧められてとりあえず購入している人もいるかと思いますが、分析してみましょう。

東証株価指数について簡単に

東証株価指数とは、東京証券取引所の第一部に上場する株式の時価総額を指数化したものです。TOPIXとも呼ばれています。詳細は別の記事にも書いたので参考にしてください。

東京証券取引所のホームページのTOPIXの説明を引用すると…

TOPIX(東証株価指数)とは、東証市場第一部に上場する内国普通株式全銘柄を対象とする株価指数です。
昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものであり、日本経済の動向を示す代表的な経済指標として用いられるほか、ETFなどの金融商品のベンチマークとして利用されています。

東京証券取引所について簡単に説明すると

東京証券取引所は、日本取引所グループの子会社です。

日本取引所グループは下記の会社で構成されています。
・東京証券取引所
・大阪取引所
・日本取引所自主規制法人
・日本証券クリアリング機構
・証券保管振替機構(関連会社)

東京証券取引所には、下記の市場があります。
・市場第一部
・市場第二部
・マザーズ、JASDAQ
・TOKYO PRO Marke
・TOKYO PRO-BOND Market

TOPIXは、市場第一部を対象にした指数です。

データは株価指数ヒストリカルグラフで収集

JPXのサイトよりマーケット情報→「株価指数ヒストリカルグラフ」
ここで1968年1月4日から、指定した日付のTOPIXの値を検索・表示させることが可能です。日経平均株価が12年分しか検索できないのに比べると、全データを検索できるので優れています。

あの日の東証株価指数の値がいくつだったか知りたい、といった場合はここで調べましょう。

過去データを確認してみましょう

株価指数ヒストリカルグラフにて、過去データを検索してみます。
てはじめに、先日の日経225と同じように12年分のデータを確認します。

■過去の12年分の推移

期間:2005年8月4日~2017年8月3日
最高値:1,816.97(2007年2月26日)
最低値:695.51(2012年6月4日)
最新値:1,631.45(2017年8月4日)※現在

分析してみると…
この12年だと、2007年2月26日が最高値(1,816.97)となっています。その後、2007年中ごろから下降していき、リーマンショックの影響で、2009年から2012年にかけてかなり数値が低迷しています。2012年6月4日に、最低値(695.51)となっています。1968年の開始時の値を100としてスタートしていますから、2012年の695.51という値は本当におそろしい値ですね。よくぞそこから1,631.45まで回復したものですね。

■TOPIX設定来の推移

期間:1968年1月4日~2017年8月3日
最高値:2,884.80(1989年12月18日)
最低値:695.51(2012年6月4日)
最新値:1,631.45(2017年8月4日)※現在

分析してみると…
一言では説明できないですね…w
バブル崩壊前の段階で最高値となっていて、この値はいまだに再現していないですね。最低値は、リーマンショック後の2012年6月4日となっています。現在の水準1,600という値は、過去と比べるとバブル期を除くと、高い水準と言えます。1,000-1200の下限と、1,700-1,800の上限、という範囲を繰り返しているようです。なので1,600という値は高めと言えますね。

東証株価指数(TOPIX)に連動するインデックスファンドとの関係

東証株価指数に連動するインデックスファンドとは、例えば何でしょうか。マネックス証券で購入できる銘柄を検索してみると…

・ニッセイTOPIXインデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント)
・たわらノーロードTOPIX(アセットマネジメントOne)
・iFreeTOPIXインデックス(大和投資信託)
・eMAXIS Slim国内株式インデックス(三菱UFJ国際投信)
・SMT TOPIXインデックス・オープン(三井住友トラスト・アセット)

などなど、11種類ほど売り出されていました。

いつ購入していれば利益がでているのかということは分析が難しいです。バブル期からの下落はすさまじいものがありますし、これと同じようなことは二度と起きないと言われてたと思いますが、リーマンショックがありました。ここでの下落もすさまじいです。過去のデータから見ると1,000以下になるということはまずまずなさそうですので、あとは、上記で分析したのとおなじように…

1,000-1200の下限
1,700-1,800の上限

が1つの基準となるのではないでしょうか。当たり前のことで大変恐縮ですが、値が低いときに多く仕込む(多く購入する)ということができれば、TOPIXを定期的に購入していても利益を生むことができるはずですが、過去のデータから分析するしかなく、未来が絶対こうなると予想はできません。あくまで予想しかできません。我々としては、定期的に積立投資などするしかないです。

1つ言えるのは、リーマンショックがあったとしても、それ以前の水準まで戻してきているということです。継続的に、積立投資していた人がいれば、リーマンショックを経験したとしても、平均価格で購入できていることになりますので、リーマンショックでの損失はすべて0となり、利益が出ているのではないでしょうか。

積立投資で平均価格で購入できている人

ある程度の大暴落があったとしても、乗り越えて利益出せる(はず)

まとめ

長くなりましたのでこの辺でまとめたいと思います。TOPIXをおさえておくことで、投資信託を購入する際に役立つと思います。TOPIXの過去の推移をみることで、過去の経済におけるイベントも気になってきますよね。次回は、好況や不況となった経済のイベントに注目して記事を書きたいと思います。

下記は、この記事の続きです。東証株価指数(通称:TOPIX)に連動するインデックスファンドを継続的に購入していた場合に、利益が出るのか検証しました。

(続き)東証株価指数(TOPIX)の過去の推移と、実際に買ってたら利益出たか確認する

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