生活にまつわるお金との上手な付き合い方

はじめまして「まつたろう」といいます。小さなお子さんを持つ、子育て世帯だと、お金に関する悩みがたくさんありますよね?子育て世帯のお金の悩みを解決すべく、自身の体験をもとに、子供向け貯蓄・保険・住宅ローンなどについて記事を書いています。一緒に悩みを解決しましょう! by ファイナンシャルプランナー まつたろう

日経平均株価の過去の推移と、実際に買っていくと利益出たか確認する

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最近、日経平均株価の記事を多く書いています。あなたの関心も高いのではないでしょうか。日経平均株価という指標の詳細は別の記事を読んでいただくとして、今回は、日経平均株価の過去の推移を振り返り、日経平均株価、別名日経225に連動する投資信託(ファンド、いわゆるインデックスファンド)を保有していたら利益が出ていたかを確認してみます。

もう少しかみ砕いて言うと、日経平均株価に連動する投資信託を毎月積み立て投資していると、どのように利益や損失が出るのかということを明らかにします。よく、少しずつ利益が出る、とか聞きますがはたして本当なのか。人に勧められてとりあえず購入している人もいるかと思いますが、分析してみましょう。

日経平均株価について簡単に

日本経済新聞社が選ぶ東証一部上場の225銘柄の平均(正確には調整などします)の値が日経平均株価です。その名の通りで覚えればOKです。このような値を指標と呼びます。日経平均は最近ですと、20,000円を上回ったり下回ったりしています。過去の水準から比べて、高い水準と言えます。

この高いとか安いとかも、過去の値が分かっていないとコメントできないと思いますので、この機会に実際のデータも押さえておきましょう。

データは日経平均プロフィルで収集

昨日が8月4日でしたので、過去13年間の8月4日時点の日経平均株価を集計しました。情報は日本経済新聞社の日経平均プロフィルのアーカイブより、日次サマリーで検索してきてます。このサイトだと、2004年の9月まで遡り、日時でデータを検索して確認することが可能なので、とっても便利なサイトとなっています。

あの日の日経平均株価がいくらだったか知りたい、といった場合はここで調べましょう。

過去13年分の推移

2005年8月4日を開始年度として、13年分のデータを収集しました。4日が休みの場合は、その前日(さらに休みだったらその前日)のデータを採用しています。また、毎年、前年との増減率を求めました。さらに、2005年からどのくらい増減しているかの増減率も求めました。

取得するデータはこちらになります。
・年
・日付
・値
・前年からの増減率(%)
・2005年からの増減率(%)

グラフにするとこのようになりました。

分析してみると

ざっくりいうと、2005年あたりは日本市場の低迷。2008年からはアメリカのサブプライムローン問題、リーマンショックにより世界経済の低迷。ここ何年かはアベノミクスにより好景気が続いているといった状況です。

2005年から2007年にかけて15,000以上まで値が上昇していますが、2008年から2012年まで長期間下がり続け、10,000を下回りました。2013年から急速に上昇し15,000を上回る状態が続いています。昨今は20,000前後を行き来していますね。

日経平均株価(日経225)に連動するインデックスファンドとの関係

日経平均株価に連動するインデックスファンドとは、例えば何でしょうか。マネックス証券で購入できる銘柄を検索してみると…

・ニッセイ日経225インデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント)
・たわらノーロード日経225(アセットマネジメントOne)
・iFree日経225インデックス(大和投資信託)
・eMAXIS日経225インデックス(三菱UFJ国際投信)
・SMT日経225インデックス・オープン(三井住友トラスト・アセット)

などなど、10種類以上売り出されていました。

これらを保有していると、前述のグラフのような値動きになるということです。どういうことかというと、日経平均株価と同じ値動きをするので、2008年には下がっていたはずですし、ここ数年は上がっているということになります。

では、最終的に利益がでているか、損失が出ているのかについては、どうかというと、いつどのくらい購入したかによりますが、インデックスファンドは毎月一定の金額を出して購入する、いわゆる積立投資という方法が多いと思いますので、それで考えると、、、
いつから投資を始めたかがポイントだと思います。

仮に2009年ごろから始めているいる人は、日経平均株価が低迷していた時期なので、積立投資を続けていれば、所有している日経225に連動するインデックスファンドは価値が倍増しています。

2007年から始めた場合は、この時期は日経平均が15,000円を超えていたのですが、そこからどんどん下がっていったので、損失が膨らみ、最近20,000円前後になってきたので、ようやく利益が出てきたといった状況ではないでしょうか。

シミュレーションしてみると

仮に、日経平均株価と全く同じ値が、販売価格となっているインデックスファンドがあったとします。これを2005年8月4日から毎年同じ日に10万円ずつ買ったとしたら、利益がでているのでしょうか。

途中で損失となりましたが、13年間続けることで、利益が695,688円出ていることになります。

まとめ

上記はあくまで例ですが、インデックスファンドを積立投資すると、長い期間を続けていくと平均価格で購入したことになります。日本の経済が成長している限りは、インデックスファンドの価値が上がるということになります。よって、利益が出る可能性が高いといえそうです。日本の経済成長率については、また次回記事を書きたいと思います。

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