生活にまつわるお金との上手な付き合い方

はじめまして「まつたろう」といいます。小さなお子さんを持つ、子育て世帯だと、お金に関する悩みがたくさんありますよね?子育て世帯のお金の悩みを解決すべく、自身の体験をもとに、子供向け貯蓄・保険・住宅ローンなどについて記事を書いています。一緒に悩みを解決しましょう! by ファイナンシャルプランナー まつたろう

LINEほけんの自転車保険が一番安いみたいです

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LINEが「LINEほけん」というサービスを開始しました。保険業界は、異業種からの参入が活発になっていて、儲かる業界だと注目されています。早速紹介します。

LINEほけんとは

LINEが損害保険ジャパン日本興亜株式会社と組んで提供している損害保険です。
スマホのメニューから契約できるのが特徴です。
かなりの数を揃えています。まずはカテゴリを紹介します。

・スポーツ
・天気
・旅行
・アクティブ
・弁護士相談
・家族
・自転車
・イベント
・ゴルフ
・賃貸

最近、流行っている弁護士保険や自転車保険をはじめとして、ラインナップは充実しています。いくつか紹介します。

3つほど紹介します

面白そうな保険や、ユニークな保険を3つほど挙げてみました。

1.あけましておめでとう新年会保険

新年会中はもちろん、家に着くまでの思いがけないケガや賠償責任を補償。新年会を楽しむわたしにぴったりな保険です。

とのことですw 面白いですね。

保険内容としては…
・ケガによる入院補償 1,000円/日
・他人への賠償責任補償 1億円
・死亡、後遺障害保険金 100万円
・天災危険補償特約
例)地震によるケガを補償

いま流行りの個人賠償責任保険と医療保険を組み合わせた保険です。具体的に地震によるケガも対象と明記している点がユニークです。試しに、2018年10月21日から10月22日までの期間だと、100円の保険料でした。

100円/2日間

2.こども安心保険

日常生活のおもいがけないケガや賠償責任、食中毒・熱中症を補償。行動範囲の広がるお子さまのための保険です。
とのことです。

保険内容としては…
・ケガによる入院補償 1,000円/日
・死亡、後遺障害保険金 90万円
・他人への賠償責任補償 1億円
・細菌性食中毒、ウイルス性食中毒補償特約
・熱中症危険補償特約
・天災危険補償特約
例)地震によるケガを補償

詳細は重要事項説明書を確認する必要がありますが、食中毒や熱中症も保険の対象としている点がユニークです。

300円/月

3.海水浴・プール安心保険

海水浴・プール中の思いがけないケガや賠償責任、撮影時誤って落としたカメラなど持ち物の損害を補償。さらに救援が必要となったときの費用も補償します。夏のおでかけにぴったりな保険です。
とのことです。

保険内容としては…
・ケガによる入院補償 2,000円/日
・死亡、後遺障害保険金 125万円
・他人への賠償責任補償 1億円
・持ち物の損害補償 5万円
・遭難したときなどの救援者費用補償 100万円

これも個人賠償責任保険と医療保険などの組み合わせです。2018年10月21日の1日だけ入る金額を確認すると、250円の保険料でした。ちなみに複数日を指定すると少しずつ金額が増えていくので1日あたり250円ではないです。

250円/1日の場合(複数日は金額は少しずつ増えていく)

期間限定 無料でもらえるスマホのおまもり

いまだけ無料となる保険があります。「スマホのおまもり」という保険です。11月16日までに申し込むと無料で保険が契約できるようです。

スマホを破損した場合に修理費用が補償される保険です。自己負担が3,000円必要のようですが、最大1万円の保険金が出ます。

・スマホ破損の修理費用補償 1万円
自己負担額3,000円
・保険対象はスマホ本体のみ、保護シートやカバーは支払対象外

無料期間がいつまでかとか、無料期間が終了したら、保険料がいくらになるのか、などはまだ公開されていませんでした。

保険契約の注意!

有料もそうですし、紹介した無料の「スマホのおまもり」とかに入ると、契約に必要な情報を入力するため、個人情報がLINEおよび生命保険会社に蓄積されます。これがLINEの戦略かもしれません。個人情報さえとってしまえば、その人に応じたセールスが可能です。住所がわかればダイレクトメールも送れます。

無料だからといって申し込むと、無駄に自分の個人情報が拡散していきます。本当に必要な保険だけ加入しましょう。

1つだけ詳しく「自転車ライフ安心保険」

わたしが注目しているのは、自転車保険「自転車ライフ安心保険」です。なんと月額100円です。詳しく確認していきましょう。

保険内容
・自転車搭乗中の賠償責任補償 1億円
・ケガによる入院補償 2,000円/月
・死亡、後遺障害保険金 100万円

「自転車搭乗中」が条件として記載されていました。ここ重要です。よくある個人賠償責任保険の内容では、自転車搭乗に関わらず他人をケガさせたり他人の物を壊した場合に保険金が支払われる契約が多いですが、この保険は違います。

重要事項説明書を読んでみると、「自転車の所有、使用または管理に起因する…」と記載があるので、やはり、自転車に関連した場合だけのようです。

金額
100円/月

金額は、他社の自転車保険と比べても、かなり安いほうです。前に記事に書いたJCBのトッピング保険は150円/月なのでそれに比べても安いです。下記の記事を参照してください。

JCBのトッピング保険が値上げ。おとなの自動車保険の特約と比べたらどっちが安い?

詳しく比較すると…

JCBのトッピング保険という保険でも、自転車に関する保険に入ることができます。上で書いたとおり150円/月です。となるとLINEほけんの方が安く加入できそうですが、実は違います。

1.JCBのトッピング保険 日常生活賠償プラン
金額:150円/月
対象者:家族全員
対象範囲:自転車でも自転車以外の賠償される

2.LINEほけん 自転車ライフ安心保険
金額:100円/月
対象者:家族全員
対象範囲:自転車のみが賠償される


自転車に関わらず補償される内容がよければ、JCBのトッピング保険がよいです。自転車だけに限定して補償を受けたいのであれば、LINEほけんがよいです。

それぞれの重要事項説明書を読むと、対象者や補償される範囲がかいてあります。ちなみに、JCBのトッピング保険ですが、LINEほけんと同じく、損害保険ジャパン日本興亜と組んで運営されていました。その観点でみると、、、金額は自転車だけだと100円で、その他を含めての補償だと150円という値段設定はつじつまが合っています。

話がかなり脱線しました。ここまで詳しく確認したから分かったことですが、どうでもよい内容ですねw
ここまでお読みいただいた方、ありがとうございますw

LINEの戦略と損害保険ジャパン日本興亜の目的

LINEとしては、保険の分野に参入してあらたな収益源としていくということです。LINE自体は無料ですが、LINEの有料コンテンツとして「保険」の収益をあげることでLINE自体の利用者も増やすことができるかもしれません。

損害保険ジャパン日本興亜側としては、LINEと組むことで、莫大なLINE利用者からの契約が見込めるためメリットが高いと思われます。もちろん、保険収入はLINEと決められた率で分割しているはずですが、契約数が伸びていけば利益が出ると見込んでいると思われます。

すでに「トッピング保険」のようにJCBカードとも組んでいるので、新規参入する会社からの契約を全般的に取り込んでいく戦略のようです。LINEをおさえるなんて営業力あるなぁという感じを受けます。

おすすめ

LINEほけんは、細かなニーズに合わせて、様々なほけんのラインナップとなっていて、大変面白いです。ニーズに合えば利用してもよいと思います。

自転車保険だけに限っていうと、LINEの「自転車ライフ安心保険」はおすすめです。幅広い補償を受けたいのであれば、JCBのトッピング保険の「日常生活賠償プラン」がよいです。

金額が安いからといって、むやみに保険に入るのはよくないのでしっかりと検討しましょう。個人的には自転車保険は入ってよい保険の種類と考えます。

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コメント

  • ケガによる入院補償 2,000円/月・・・?

    2,000円/日 の間違いではないですか?

    by あんみつ 2019年8月21日 9:41 AM

  • コメントありがとうございます。
    ご指摘の通り、日額でした。
    記事は修正しました。
    また、ご興味があれば他の記事もよろしくお願いします。

    by matsutaro 2019年8月22日 6:50 AM

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