生活にまつわるお金との上手な付き合い方

はじめまして「まつたろう」といいます。小さなお子さんを持つ、子育て世帯だと、お金に関する悩みがたくさんありますよね?子育て世帯のお金の悩みを解決すべく、自身の体験をもとに、子供向け貯蓄・保険・住宅ローンなどについて記事を書いています。一緒に悩みを解決しましょう! by ファイナンシャルプランナー まつたろう

COOP共済でも十分保険の代わりになる?共済と保険の違い

calendar

reload

本日はCOOP共済について書きます。

COOP共済、こくみん共済など、広告やチラシなどで見かけて気になっていた方もいるのではないでしょうか。

共済で契約することと、保険会社の保険で契約することの違いについて、また共済で契約するプランについても紹介します。

COOP共済を例にして説明いたします。

出典:コープ共済

共済とは

各県ごとに共済があります。たとえば東京都でしたら都民共済と言います。他にはCOOP共済というものもあります。

共済は、相互補助の理念に基づいていて、利益を追求はしていません。

保険会社が提供する保険とは異なり「共済」と呼ばれていて、保険会社が提供している医療保険や生命保険に相当するサービスを提供しています。例えば共済では、ケガや病気のときに給付金がもらえるようなサービスを医療コースなどと呼んでいます。

共済で契約するサービスで支払う毎月のお金のことを掛金と呼び、手ごろな金額であるのが特徴です。また運営で余ったお金は割戻金として戻ってくる場合があります。

共済を監督している監督庁が異なる

生命保険会社は金融庁が監督しています。それに対して共済は、たとえばCOOP共済や各都道府県の共済は厚生労働省が監督しています。また、消費生活協同組合法というものにより規定されています。

生命保険会社 → 金融庁
こくみん共済 → 厚生労働省
JA共済 → 農林水産省

共済の特徴

共済の主な特徴を紹介します。

1.掛金が手ごろ
COOP共済の場合、医療コースだと1,000円/月からです。
掛金は掛け捨てです。

2.割戻金がある
決算で余ったお金が戻る場合がある。

3.共済のコースがシンプル
コースが少ないのでシンプルに選ぶことができる。
あくまでわたしの所見です

4.個人賠償責任保険をプラスできる
140円/月は最安の部類に入ると思います。
ただし、主となる契約がないとプラスできません。

5.生命保険料控除の対象
保険と同じように、共済も年末調整や確定申告で生命保険料控除を受けることができます。

共済のデメリット

2つほどあります。

1.組合員になる必要がある
組合員にならないと共済、といいますか、コースを契約できません。COOP共済の場合は、自分が住んでいる地域のCOOP共済の組合員になる必要があります。

2.はたん時のリスク
共済は、保険会社のように、生命保険会社がはたん(倒産)した場合の「生命保険契約者保護機構」のような仕組みがありません。
よって、共済がはたんしたときは、サービスが受けられなくなることが想定されます。

共済のはたんは、過去に聞いたことがないので、リスクとしては小さいと思われます。生命保険会社の場合は、過去にはたんした会社はあります。

COOP共済のコースを紹介 男性

共済を代表して、COOP共済について契約できるコースの一部を紹介します。
是非とも、あなたが契約している医療保険・生命保険と比べてみてください。

条件
男性、既婚、子供あり、40歳の場合のコースと掛金

<たすけあい(医療保険コース)>
月々の掛金:2,100円

保障内容
先進医療特約:付ける
入院:日額5,000円
手術:2,4,8万円
ケガ通院:日額1,500円
病気死亡:10万円
事故死亡:上記にプラス100万円

<あいぷらす(生命保障 500万円コース)>
月々の掛金:1,500円

病気死亡:500万円
事故死亡:500万円

<あいぷらす(生命保障 500万円,入院特約 5,000円コース)>
月々の掛金:2,690円

入院:日額5,000円
手術:5,10,20万円
病気死亡:500万円
事故死亡:500万円

<あいぷらす(生命保障 500万円,入院特約 5,000円,新がん特約コース)>
月々の掛金:3,510円

入院:日額5,000円
手術:5,10,20万円
病気死亡:500万円
事故死亡:500万円
がん治療共済金:100万円
がん入院共済金:日額10,000円

※個人賠償責任保険を付けたい場合は、各コースにプラス140円/月

COOP共済のコースを紹介 女性

女性の場合は下記になります。
是非とも、あなたが契約している医療保険・生命保険と比べてみてください。

条件
女性、既婚、子供あり、40歳の場合のコースと掛金

<たすけあい(医療保険コース)>
月々の掛金:2,100円

保障内容
先進医療特約:付ける
入院:日額5,000円
女性特定病気入院:上記にプラス日額3,000円
手術:2,4,8万円
ケガ通院:日額1,000円
病気死亡:100万円
事故死亡:100万円

<あいぷらす(生命保障 500万円コース)>
月々の掛金:1,000円

病気死亡:500万円
事故死亡:500万円

<あいぷらす(生命保障 500万円,入院特約 5,000円コース)>
月々の掛金:2,155円

入院:日額5,000円
手術:5,10,20万円
病気死亡:500万円
事故死亡:500万円

<あいぷらす(生命保障 500万円,入院特約 5,000円,新がん特約コース)>
月々の掛金:3,895円

入院:日額5,000円
手術:5,10,20万円
病気死亡:500万円
事故死亡:500万円
がん治療共済金:100万円
がん入院共済金:日額10,000円

※個人賠償責任保険を付けたい場合は、各コースにプラス140円/月

まとめ

共済って何?
あやしげなものではないんですか?
というような考えは頭から消えましたよね。

気になるとことは、共済自体がはたんした場合でしょうか。確率はかなり低いと思います。掛金は掛け捨てです。なのでこれまで支払った金額が無駄になる、みたいなことは考える必要はないですね。

掛金が手ごろでシンプルなのが共済のメリットです。
保険会社で契約する保険以外でも、共済という選択肢も入れてみてはいかがですか?

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す