人生においていろいろな場面があります。結婚、出産、子供の進学などいろいろな場面でお金がかかってきます。それに対してどのように備えたらよいのでしょうか。
世の中には、様々な投資商品があります。預金、定期預金、外貨預金、FX、株式投資、投資信託、債券、保険にも投資商品があります。
どの投資商品を、どのタイミングでどのくらい購入すべきかわからないですよね。また、銀行に預金するのと比べて、リスクがありそうで、怖い。のように思われる方も多いかと思います。
少し前の私もそうでした。いまは、投資商品ごとのリスクを理解し、自分の意志で一部は預金し、一部は投資商品を購入し運用しています。
そこで、人生における各場面ごとに、これに投資すると効果的というものを紹介いたします。万人に当てはまることはないので、ここでは35歳のサラリーマン夫婦+子供1人という家族構成に当てはめて紹介させていただきます。
こどもの教育費用のための投資
一番まとまったお金が必要な代表的なものといえば、こどもを大学にいかせるための費用ですよね。こどもの教育費用とは、これ積み立てるのを目的とします。
利用するパターンとしては
1.ジュニアNISA
2.つみたてNISA
いずれかです。
つみたてNISAは、まだ制度化されていません。現在国で検討中の制度です。ジュニアNISAとつみたてNISAを簡単にみていきましょう。
ジュニアNISAは期間が5年しか運用できません。5年間税制面で優遇されます。5年は短いですが、国としてNISAでの投資を推進しているので、今後期間が延長されることに期待します。期待して投資しましょう。あまり深く考えないほうがいいです。
つみたてNISAは20年の期間となります。20年間税制面で優遇されます。もう少しで制度化する予定となっています。こちらが正式にはじまれば、中身次第ですが、こちらを利用しましょう。
そもそも、ジュニアNISAもつみたてNISAも、投資にリスクがあって怖い、って思う人もいると思います。また学資保険でお金を貯めたほうが安全だと考えている人も多いかと思います。最近はやっている保険の無料相談所にいくと、学資保険を進められますが、あまり大きな金額を保険で貯めるのはおすすめできません。最近は利率が1%程度となっていて低いこと、また学資保険の利率が今後も下がる可能性があること、途中での減額や解約が可能ですが難しいためです。理由は別途記事にします。
学資保険に関しては、こちらの記事をどうぞ。
ニッセイ学資保険が予定利率1.35→0.85%、保険料も5%以上値上げ
どのくらいの金額を貯めるかで考えるとすると、人ぞれぞれですが、例えば子供を大学に行かせるための費用として、400万が必要とした場合、18年間毎月投資していくと、仮に学資保険の場合は一般的な利回り1.0%で運用できたとして、毎月1万7千円の投資が必要となります。ジュニアNISAやつみたてNISAで投資信託を買う運用で、利回り4%を目指す運用を実現できれば、毎月1万3千円の投資ですみます。
つみたてNISAは年間40万円まで投資することが可能なので、月額だと3万3千円まで投資できます。よって、毎月1万3千円だったらつみたてNISAの月額上限金額内(上限3万3千円)でおさまるので問題ありません。
まとめると、こどもの教育費の貯め方としては、つみたてNISAがベストです。
夫婦の老後のための投資
夫婦の老後の生活資金を賄うための投資です。
iDeCo(個人型確定拠出年金)をおすすめします。会社でDC(企業型確定拠出年金)の制度があれば、それを利用してください。
利用するパターンとしては
1.DC(会社にこの制度があれば加入する)のみ
2.iDecoのみ
3.DCとiDeCoの両方
となります。
DCの場合は、会社が掛け金を拠出してくれる場合があるので、その場合は積極的に利用しましょう。ただし、提携している証券会社の関係上、限られた商品しか購入できない場合があるのでその場合は、iDeCoも利用してよいです。DCの商品ラインナップが充実していれば、DCのみの利用でOKです。
会社が掛け金を拠出しくれるならDC利用する
↓
商品ラインナップが充実していればDCのみでOK
掛け金が不足していると考えられるなら、自己資金で掛け金を追加する
↓
DCのラインナップが充実していないが、会社が掛け金を拠出しくれるなら
DCは利用し、
さらにiDeCoも利用して、買いたい投資信託を買う
DCやiDecoを利用するとして一番大事なのは、どのくらいの金額をどの商品で運用すればよいかです。金額については、下記の記事を参考にしてください。
【超重要】老後に必要な生活費はいくらか。不足金額はいくらか。不足金額の貯め方は。
何を買えばよいかは、別の記事を書きます。
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