生活にまつわるお金との上手な付き合い方

はじめまして「まつたろう」といいます。小さなお子さんを持つ、子育て世帯だと、お金に関する悩みがたくさんありますよね?子育て世帯のお金の悩みを解決すべく、自身の体験をもとに、子供向け貯蓄・保険・住宅ローンなどについて記事を書いています。一緒に悩みを解決しましょう! by ファイナンシャルプランナー まつたろう

インフレとは?インフレ負けないように投資する理由とは?

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インフレと投資の関係性について考えてみました。インフレとは何でしょうか。また、インフレに備えて投資するのがよいと聞きますが、なぜなのでしょうか。まとめてみました。

インフレとは何か

インフレとは物の価格が上昇することです。例えば100円のジュースが120円になったとしたらインフレで20%上昇した、みたいに言います。物の価格が上がるので、これまで100円で買えていたジュースが+20円支払わないと買えないということなので、言い換えると、お金の価値が20円下がったことと同じです。

インフレの反対はデフレと言いますが、こちらは物の価格が下落することです。先ほどの例だと、100円のジュースが80円になるような場合です。物の価格が下がるので、これまで100円で買えていたジュースが80円で買えるようになります。お金の価値が20円分上がったことになります。

一般的な話として、景気が良いとインフレは進行し、景気が悪いとデフレが進行します。適度なインフレが好ましいと言われています。適度なインフレは経済を活性化させることになるということですね。

日銀の政策

現在の日銀の政策として、「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定めて取り組んでいます。日銀としては、前年比で2%の物価上昇になるようにいろいろな施策を実施してしています。

国としては、適度なインフレとして2%を目標にしているということです。毎年2%の物価上昇ということは、お金の価値が毎年2%下がることになります。

毎年物価が2%上昇するとはどのくらいの影響なのか、シミュレーションしてみました。

例1)100円の物が物価上昇の影響で価値が毎年2%上がる場合

計算結果を見ると、10年経過で値上がり幅は21.9円となります。毎年2%だとしてもこれが続くと数字的には大きいですね。
細かい話ですが、「複利」の2%の計算となります。単純に2円×10年=20円ではなく、21.9円となります。

<複利の計算方法>
1年目 100円×102(2%)=102円
2年目 102円×102(2%)=104.04円
3年目 104.04円×102(2%)=106.12円
…..

例2)100円の物が物価上昇の影響で価値が毎年1%上がる場合

1%だと10年経過で10.46円となります。

インフレ2%分をどのようにカバーするか

給料を増やす?

インフレの影響で、毎年お金の価値が2%下がるとしても、我々の給料が毎年2%上がればトントンとなりますので影響ありません。しかし、そう簡単に給料が毎年上がるとは限らないですよね?

投資で増やす?

物価が2%上がったとしても、投資で自分がもっている資金を2%以上増やすことができれば、物価上昇の影響はありません。

いきなり投資で増やすといっても、どうやってよいものか…。と言われそうですが、投資による運用でカバーすればよいとよく言われます。

投資によってカバーするには

毎年2%増やすのは、普段から投資をしている人でも難しいです。長期的、ひとまず10年以上を見据えての長期投資が現実的です。安定的に資産を増やす場合、絶対ではないのですが、増やせる可能性が高いのが、投資信託への投資です。

投資信託は、名前は聞いたことがある人も多いと思いますが、毎月積み立てる方法で買っていくことができる金融商品です。毎月自分が設定した金額を、例えば1万円ずつ購入する、といったことが可能です。また銀行口座から自動で引き落とす方法で投資信託を購入することができるので、一度設定してしまえば後はほうっておけばよいため楽です。

投資信託での投資のはじめかた

投資信託をはじめるときは、TOPIXという種類の投資信託または、日経225という種類がおすすめです。

そもそも投資信託とは何か?については下記の記事を参考にしてください。これを読んで概要をつかんでください。

投資信託とは何か。投資信託への投資を試してみよう。

投資信託を購入すれば利益が出るのか?については下記の記事を参考にしてください。過去のデータをもとに分析しました。

東証株価指数(TOPIX)の過去の推移と、実際に買ってたら利益出たか確認する

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