生活にまつわるお金との上手な付き合い方

はじめまして「まつたろう」といいます。小さなお子さんを持つ、子育て世帯だと、お金に関する悩みがたくさんありますよね?子育て世帯のお金の悩みを解決すべく、自身の体験をもとに、子供向け貯蓄・保険・住宅ローンなどについて記事を書いています。一緒に悩みを解決しましょう! by ファイナンシャルプランナー まつたろう

痴漢冤罪保険の契約内容が更新されて使いやすくなった点と、超個人的所見

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痴漢冤罪保険と呼ばれて話題となっている、ジャパン少額短期保険株式会社が提供する保険の契約内容が更新されて使いやすくなりました。詳しくレポートします。

正式名称は「痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険」です。ここでは、痴漢冤罪保険と呼びます。

ちなみに保険的には「弁護士費用等補償特約付き個人賠償責任保険」という名前で契約となります。

更新された内容

実際にメールで連絡がきた内容はこちらです

平成30年7月12日より、ご加入者さまの利便性の向上を図るため、以下の通り、弁護士費用保険の補償内容を拡充いたします。(既契約者さまにも自動適用されます。)

従来、痴漢冤罪(痴漢被害)事件に関する弁護士報酬等については、保険ではなく契約者特典という扱いであったため、痴漢冤罪(痴漢被害)事件発生後48時間を超える部分の弁護士報酬等をお客様負担としていました。
平成30年7月12日より、ご加入者さまがご利用しやすい保険として、時間の制限がなくなり、痴漢冤罪・痴漢被害によってご加入者さまがご負担された弁護士費用が保険の補償の対象となりました。
なお、冤罪ではないと判明した場合は保険の補償の対象外となります。

簡単に言うと、この痴漢冤罪保険は、痴漢冤罪や痴漢被害という問題が発生してから48時間以内の弁護士に関わる費用が補償される保険でした。これが、48時間の制限がなくなったということです。

使いやすく、というか問題が発生しないほうがよいですが、利便性が向上したということです。

結論:痴漢冤罪・痴漢被害に関する弁護士費用が48時間経過後も補償される

そもそもこの保険の中身をおさらい

痴漢に関する事件や、痴漢冤罪に関するニュースが出るたびに話題となるこの痴漢冤罪保険ですが、保険の中身をおさらいしてみましょう。

<保険内容>
・個人賠償に関する保険
個人賠償責任保険金:最高1,000万円

・弁護士費用に関する保険
弁護士費用等保険金:最高300万円

・法律相談費用に関する保険
法律相談費用保険金:最高10万円

<特約>
・痴漢冤罪ヘルプコール
痴漢に間違われたときに弁護士にヘルプコールできます。

・痴漢被害ヘルプコール
痴漢の被害を受けたときに弁護士にヘルプコールできます。

・弁護士無料相談
年3回まで無料で法律相談できます。メールでの相談となります。

<保険料>
590円/月
6,400円/年払い

なんといっても、痴漢冤罪ヘルプコールが有名です。

痴漢冤罪ヘルプコールの手順は少し複雑なので解説

痴漢冤罪ヘルプコールについてですが、私が感じたこととして、ヘルプコールの仕組みは少し手順が複雑なので解説します。

弁護士から連絡はきません。こちらから電話をかけるんです!詳しく手順を確認しましょう。

<ヘルプコールの利用方法>
1.保険契約者は携帯電話・スマートフォンのヘルプコール利用画面のボタンを押します。

2.上記1でボタンが押されると、当社に登録された弁護士の携帯電話・スマートフォンに
一斉にメールが送信されます。

3.対応可能な弁護士から保険契約者の携帯電話・スマートフォンへメールが届きます。メールには弁護士名・電話番号等が記載されています。

4.保険契約者から弁護士へ電話をしてください。弁護士が状況に応じたアドバイスを行います。

とっさにこんなことできるの?という感じですが、ポイントは何か問題が発生したら、あらかじめ「お気に入り」に登録しておいたヘルプコール画面をクリックして自動的にメール送信します。メールがきたら記載の電話番号にかけるといった感じです。

ヘルプコールをさらに解説、勇気をもった対応が必要

もし痴漢冤罪にまきこまれたら、勇気をもった対応が必要となります。この保険で想定される痴漢冤罪は本当に緊急事態です。電話なんかできるの?といった感じですが、下記の対応をすればよいと考えます。

個人的にこうすればよいと考えている対応方法です。うまく事がすすむ保証はありません。個人的な意見です。さらにいうと実体験でもありません。

1.
痴漢冤罪を疑われたら、まずはヘルプコール利用画面のボタンを押します。これをしないと始まりません。真っ先にやりましょう。

2.
もし、スマホをさわることも許されない、何らかの状態であれば「弁護士に連絡をとるのでスマホをさわります」と、駅員に画面を見せながら操作をします。怪しまれないことがポイントです。ただし強く主張することが大事です。許可をもらうスタンスではなく、主張・宣言するということです。

3.
スマホもさわれず、一気に駅員に駅員室につれていかれたとしたら、こちらの言い分を聞かずの対応で明らかに不当である可能性が高いため「不当な扱いのため弁護士に連絡する」と宣言し、疑われたらスマホの画面を見せながら、ヘルプコールのボタンを押します。

このヘルプコールの特約について、良い点をあげるとしたら、ワンタッチで電話がくるわけではないので少々手間ではありますが、相手やまわりへの意思表示や自分を証明する材料となるということです。

このような保険に入っているため、
・痴漢をするような人間ではないです
・正当な権利として弁護士を呼びます
のように周囲に伝えることができます。

これが最大のメリットだと思います。

まとめ

保険って、入っていても中身を理解していないと使いこなせないものだと感じました。特にこの保険はそうです。

この痴漢冤罪保険の全体の説明については、下記の記事を参考にしてください。

少額短期保険「痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険 590円/月」の紹介。痴漢冤罪と痴漢被害に対する保険です。個人賠償責任保険もついてきます。

痴漢冤罪ヘルプコールなどの特約については、下記の記事を参考にしてください。

痴漢冤罪保険に加入してみた。分かったことは…

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